Case
時代の主流は「クラウド」。 IT導入補助金を活用して、メディクスを導入
手厚いサポートを利用し助成金を有効活用
目的・課題
- 面分業や在宅など、薬局を取り巻く環境が変化する中、将来的なコスト軽減や現場の業務を効率化したい
効果
- 複数店舗に勤務する薬剤師の負荷が減少
- 初期・月額費用の大幅なコスト削減を実現
- 見える化による正確な経営管理を実現
※以下より他の事例もまとめてご覧いただけます。ご参考になりますと幸いです。
導入の背景/選定したポイント
時代の主流はクラウドになりつつあるかと感じていました。
長年、レセコン一体型の電子薬歴に慣れていたので、例えば他店舗で書き残した薬歴があった際も、マンパワーで対応していました。
その中で、クラウド型の電子薬歴が増えてきていることを知り、クラウド型の電子薬歴メーカーにデモの依頼をしました。
選定の基準は「現場的な労働環境の効果的な改善」と、「経営者的なコスト軽減」の2点です。特に、従来の電子薬歴は、定期的に更新費用が何十万とかかっていました。
メディクスは、更新費用がなく、月額料金が変わらず端末を増やせる点が魅力的でした。
ちょうどそのタイミングでIT導入補助金も活用できたので、メディクスが他社に比べて補助金額が大きかった点も、プラスの材料になりました。
IT導入補助金の利用
申請の手続きは、多少手間はかかりますが、恩恵は大きいです。
メディクスは、IT導入補助金の通過実績も豊富で、申請に関わるサポートも手厚いので、魅力的でした。営業さんと協力しながら、スムーズにIT導入補助金の申請を行うことができました。
オレンジ薬局では幸いにも、IT導入補助金を活用できたため、最小限の額の支出で電子薬歴の移行ができました。
他社に比べてメディクスは補助金額が大きかったのもありがたかったです。その意味でも、メディクスには感謝しています。
現場の不安や不満/導入後の効果
もちろん、新しいシステムを導入する、不安や不満が「0」だったわけではありません。
しかし、最終的には従業員のメリットになると思い、導入を決意しました。
現場が新しいシステムに慣れるまでの個人差を考慮し、1~2か月くらいの導入時期をずらして対応していきました。
しかし、実際は大きな混乱もなく、一斉に導入しても問題はなかったと思っております。
現場からも、「薬歴にかかる時間が以前より減少した」という声をもらっています。
メディクスを導入してからは、他店舗からでも薬歴作成が可能になったので、複数店舗に勤務する薬剤師の負荷が減りました。これはクラウド型電子薬歴の大きなメリットです。
また、メディクスは、薬歴作成に関わる仕事を効率化してくれるので、忙しい時期も薬剤師が対人業務に時間を使えるようになりました。
こういった変化が、集計機能によって数字でわかるのも、経営上とても助かっています。

↑店舗毎の薬歴記載状況を数字で把握することが可能
薬局運営は、診療報酬上、今後さらに厳しくなることが容易に予想されます。
これから先、こうした大変な環境の中で薬局運営を行うためには、必要のないコストを正しく削ることが大切です。
電子薬歴は、「今のままでいい」「変更するのが手間」と考える薬局も多く、慣れたものをそのまま使用しているところも見受けられます。
ただ、当局のようにクラウドに移行して、将来的なコスト軽減や、現場の業務効率の改善など、たくさんのメリットが得られるケースもあると思います。
