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Case

「もっと便利に」を現場から。薬剤師が語る、本当に“使える”患者向けアプリの条件

かかりつけ支援

関東

患者の利便性アップ

業務効率化

処方箋の獲得

10店舗以上

首都圏を中心に63店舗の調剤薬局を展開し、地域医療への貢献を目指すあけぼの薬局。その中核を担う「ひばりが丘店」は、クリニックモール型の店舗として、多岐にわたる診療科の処方箋に対応しながら、地域住民の健康を支え続けています。今回は、同店の運営を担う責任者の方にインタビューを実施。患者向けアプリの導入がもたらした業務の変化や、患者さんとのコミュニケーションに生まれた新たな価値について伺いました。現場の最前線から見えてきた、MEDIXSかかりつけ支援と、新アプリmelmoに寄せる期待について語っていただきます。

※以下より他の事例もまとめてご覧いただけます。ご参考になりますと幸いです。

首都圏に根差す、地域密着型の薬局づくり

まず、貴社や店舗の特徴について教えていただけますか?

私たちは、首都圏を中心に1都3県のみで現在63店舗を展開している調剤薬局です。地域密着型であることを特徴としており、主にクリニックの門前を中心に出店しています。出店戦略としても、本社から2時間以内にアクセスできる範囲、特に国道16号線より内側を意識しています。これは、各店舗で何かあった際に本社がすぐに直接フォローできる体制を維持するためのものであり、今後もこの首都圏中心の方針は変わりません。

ひばりが丘店は2009年にオープンし、今年で16年目になります。主に隣の建物の内科、皮膚科、泌尿器科、整形外科、小児科、そして最近、薬局の真隣にオープンした耳鼻咽喉科の処方箋を応需しています。従業員は薬剤師が10名、医療事務スタッフが4名。処方箋枚数は月におよそ4,000枚弱です。この店舗は、当社がクリニックモール型での出店を本格的に始めた初期の店舗の一つです。

駅近の利便性と地域医療への貢献を両立する店舗

ひばりが丘店ならではの患者さんの特徴はありますか?

駅に近い立地ですが、比較的高齢の患者さんが多い印象です。都心から少し離れた埼玉寄りのエリアで、周辺に集合住宅や団地も多いためだと考えています。また、ひばりが丘店は在宅医療にも手厚く取り組んでおり、地域の特性に合わせた医療提供を心掛けています。

もちろん、メインで応需しているクリニックだけでなく、少し離れた病院など、他の医療機関からの処方箋も数多く受け付けています。このエリアは薬局もクリニックも非常に多い激戦区ですが、melmoアプリを通してさまざまな医療機関からの処方箋を受け付ける選択肢が増え、幅広いニーズに応えられるようになったことは、大きな変化だと感じています。

患者さんの利便性を第一に。アプリ継続を決めた理由

アプリの導入の経緯について教えてください。

もともと、ドコモが提供していたお薬手帳アプリを利用していました。そのサービスが終了するのに伴い、後継サービスとして案内されたメドレーのアプリに移行することになりました。当時は他社のアプリへ切り替えるという選択肢も検討しましたが、私たちが必要としていた機能が備わっていたこと、そして何より、それまで利用していた患者さんのデータをそのまま引き継ぎ、継続してご利用いただけることが決め手となりました。患者さんの利便性を損なうことなく移行できる点が、最大の魅力でした。特に活用しているのは、来局前にアプリから処方箋の写真を送信いただくことでお薬の受け取り予約をしていただける「処方箋ネット受付機能」や、アプリでお薬手帳のデータが確認できる「電子お薬手帳機能」です。 

他社の同様なサービスも利用されていますか?

はい、利用しています。ですが、ひばりが丘店に関しては、メドレーさんのアプリ経由でご予約いただく患者さんが圧倒的に多いですね。

待ち時間短縮が鍵。現場でのアプリ活用術と患者さんの声

現場では、どのように患者さんへアプリ利用を案内していますか?

主に薬剤師からご案内しています。アプリを利用する最大のメリットは、やはり「待ち時間の短縮」です。そのため、複数の薬が処方されている方や、調剤に時間がかかる可能性のある患者さんに対して、積極的におすすめしています。実際に使ってみると、マニュアルがなくても直感的に操作できるほど分かりやすいので、アプリの操作に不慣れな患者さんへも勧めています。結果として、特に対象となる患者さんを限定せず、薬剤師がコミュニケーションの中で「この方なら使えそうだな」と判断し、お声がけするようにしています。

アプリを利用した患者さんから、どのようなお声をいただきますか?

一番多いのは、やはり「待ち時間が減って助かる」という声です。特に印象的なのは、店舗が入っているマンションにお住まいの患者さんの利用例です。大きな病院で診察を受けた後、処方箋の写真を撮ってアプリから送信していただくことで、患者様の帰宅時間中にお薬の準備に取りかかることができ、準備ができたらアプリへ完了通知をお送りしてご来局をお待ちする流れになっています。患者さんにとっては、自宅に帰るまでの時間で薬の準備が完了するので、非常に効率的だと喜んでいただいています。

さらなる業務効率化へ。現場から寄せる「melmo」への期待

診察予約との更なる予約連携についても期待されていますか?

そうですね。薬局からの直接のご案内以外にも、メドレーのプラットフォーム経由での処方箋の流入も期待しています。現在、患者様がmelmoアプリでオンライン診療を予約する際に、同時に薬局も予約することで、医薬間での処方箋情報がスムーズに連携できると認識しています。melmoアプリではオンライン診療だけではなく対面診察の予約も可能と伺っているので、対面診察の予約ともスムーズに連携できれば、患者さん、医療機関、そして私たちにとっても大きなメリットがあると考えています。

「使うと便利」をどう届けるか。認知度向上への期待

アプリの機能やサービス面で期待することはありますか?

便利なアプリなのですが、まずは使ってみないことには始まらない、というのが実情です。その「使ってみる」きっかけとなる「認知度」が、一番の課題だと感じています。

ご案内して初めて「こんなアプリがあったんだ」と知る患者さんも少なくありません。広く知られていれば、私たちもご案内しやすくなりますし、患者様もより安心してご利用いただけるとおもいます。

アプリの普及が、私たちの薬局運営の上でもさらに業務の効率化に繋がることを期待しています。

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