Case
災害時にも強みを発揮!クラウド型の利点を生かし情報提供で地域医療の要に
Index
能登半島地震被災地で導入したばかりのメディクスを最大限活用
目的・課題
- 薬歴記入のための残業をなくしたい
効果
- システムエラーによる待ち時間がなくなり薬歴記入がスムーズに
- 災害時にもメディクスを活用して地域医療に貢献
※以下より他の事例もまとめてご覧いただけます。ご参考になりますと幸いです。
導入の経緯/背景
メディクス導入前は、薬歴を書くために夜9時まで残業するようなこともあり、このままではスタッフが疲弊してしまうと思い薬歴システムの変更を決めました。そもそも薬剤師に支払う残業代を考えれば、その分の費用で導入できてしまうと考えたというのもあります。
それまで使っていた電子薬歴では、エラーでシステムが止まってしまって何もできないという時間が長く、ストレスを感じていました。導入にあたり他社と比較検討した際には、どの会社も機能面ではおさえるべきところはおさえているので大きな差を感じることはありませんでしたが、それまでの経験からサーバーが脆弱そうなところは意識的に避けて選びましたね。
メディクスにした決め手は、“変におしゃれじゃなかったところ”でしょうか。デザインをおしゃれにするというのは、クリックすべき箇所を見えないところに隠すということだと思うんです。そうすると、結果的にはクリック数が増えて使い方に迷うようになり、直感的に使えなくなると感じました。薬歴の画面は誰かに見せるものでもないので、おしゃれであることよりも一画面にまとまっていてわかりやすいメディクスの実用性を重視しました。実際に、現場のスタッフたちも感覚で操作できてしまったので、練習期間をほぼ必要とせずスムーズに導入することができました。

導入後の効果
メディクス導入後の一番の効果は、薬歴のための残業がゼロになったことです。動作スピードが速いので、会計中に書き上げてしまうなど投薬が終わると同時に薬歴を書き終えられるようになりました。
機能面では、処方監査機能で禁忌や併用注意のものが開いた瞬間にわかったり、カスタマイズ設定により加算をとるための必須記載項目の記載漏れを知らせてくれたり、ミスを防ぐ機能が充実しているので安心感があります。
また、メディクスは診療報酬改定やRMP加算対象の変更などへの対応が早く、細かくリストと照らし合わせて確認をする必要がないので助かっています。
被災地域での活用方法
能登半島地震が起こった令和6年1月1日は、ちょうどメディクスの導入開始日でした。幸いうちの店舗はほとんど地震の被害がなかったのですが、病院は水や電気が止まってしまい、どこも正常に機能していない状態でした。病院の代わりに店舗の中で診察をしてもらったり、地域の人たちに避難所のように使ってもらったりと、緊急対応を余儀なくされました。導入早々イレギュラーな状況下で営業していた中で、一番見ていたのはメディクスの薬歴でした。
医療機関から患者さんの飲んでいた薬などの情報提供を求められることが多かったのですが、メディクスはクラウド型なので、電気が止まってしまっていても他の見られる店舗からフィードバックすることができたのが便利でしたね。インターネット回線が使えなくなった際も、緊急でNTTから支給されたポケットWi-Fiで十分に動作してくれました。
そもそも能登には薬局の数自体が少なく、大手ドラッグストアチェーンは店を開けていなかったので、うちの店舗が中心となって患者さんに薬を届ける役割を担っていました。自身も被災者であるにも関わらず「自分がここの医療を支えているんだ」という意識で店を開けてくれていたスタッフたちと、導入したばかりのメディクスのおかげで、非常時であっても会社の目的である“石川県の医療への貢献”が実現できました。