- 所在地岡山県
- 店舗数3店舗
- 抱えていた課題店舗間の薬剤師の移動が多い、薬歴作成に時間がかかっている
岡山平成薬局 様

岡山県内に3店舗の調剤薬局を展開する岡山平成薬局。代表の水嶋様は岐阜県の平成調剤薬局から2006年に独立し、株式会社オーシャンを設立。「紙薬歴の良さがある」と、電子薬歴を導入していなかった岡山平成薬局が、なぜメディクスを導入したのか。今回はメディクス導入に至った経緯や、メディクスを導入したことによる変化について、水嶋様にお話をうかがいました。
岡山平成薬局についてお聞かせください。
開局して、2022年2月現在で15年目になります。岡山市内に3店舗の調剤薬局を展開し、それぞれ内科、小児科、整形外科の隣で開局しています。
ホームページを拝見しました。従業員の独立を支援するフランチャイズ制度がありますね。
私が以前の薬局に勤務していた時に、フランチャイズで独立しました。
私自身そういった背景があるので、「独立をしたい」という薬剤師に何か支援ができないかという思いから、この制度を始めました。
以前に勤務していた薬局とは、今でも困ったときは助け合うことができているので、そういった良好な関係を築いていけると良いと考えています。
紙薬歴から電子薬歴に変更したきっかけはなんですか?
当時から周りに「電子薬歴をまだ使っていないの?」と言われていました。
展示会にも良く参加していたのですが、「まだ電子薬歴じゃないんですか?」と言われて、カチンときて、頑なに「紙薬歴の方がいい!」と、言っていましたね(笑)。
でも、メディクスを紹介してもらって、「若い世代の人たちが電子薬歴を使いたいというのであれば」と思い、1店舗だけ導入し、様子をみることにしました。
結局、私自身も1、2年使ってみたら、「これはいいな」と思いました。
周りの薬局が電子薬歴にする理由もわかりました。
問題なく従業員も電子薬歴に移行できていたので、他の店舗にも導入を決めました。
実際にメディクスを使ってみていかがでしょうか。
クラウド型はやはり便利ですね。
店舗を移動したり、在宅に行ったりした際に、どこでも薬歴が書ける、見られる、というのは大きいです。
メディクス導入前は、在宅の際にもファイルをまとめて持って行っていました。
今ではタブレットひとつで持ち歩けるので、とても便利になりましたね。
また、処方歴が簡単に検索できたり、添付文章がすぐに見られたりするのは非常に助かります。
紙薬歴の場合、以前の薬歴を探したり、最新の添付文章を保管したりする手間が必要になるので、電子薬歴に変更して、そうした無駄な作業が無くなりました。
もちろん、紙薬歴が便利なケースもありますが、メディクスは欲しい情報をすぐに見ることができるので、ストレスがありませんね。
 処方歴もワンクリックで表示 |
薬歴の作成時間の短縮には繋がりましたか。
体感にはなりますが、かかる時間が半分くらいにはなりました。
しっかりとした薬の説明もテンプレートで入っているし、投薬前の相互作用のチェックなどの時間は大きく短縮されました。
他の店舗では、各自、オリジナルの指導文を作成したり、その指導文を店舗全員で使えるように共有したりしています。そういった情報共有もメディクスのメリットですね。
薬剤師ごとに薬歴の質がバラバラという薬局にも、こういったクラウド型電子薬歴ならではの機能は、喜ばれるのではないかと思います。
もちろん、必要なところは手入力していますが、テンプレートを使える部分は紙薬歴より断然楽になっていますよ。
薬歴の質は変わらず、1枚あたりにかかる時間は短縮できています。
最後に、今後薬局として、取り組んでいきたいことをお聞かせください。
国の方針にもありますが、地域のかかりつけ薬局を目指して、患者さんのより良い生活をサポートし、支えあえる関係を築いていきたいです。
これからの薬局は、必要とされないと生き残れません。
ただ薬を渡して終わりではなく、存在意義のある薬局を目指しています。
そのために、患者さんから「岡山平成薬局いいね」と言ってもらえるように、患者さんの希望に合わせて、柔軟に対応していきたいです。
そのために今後もメディクスをはじめとした、ICTを上手く使っていきたいですね。