• 所在地岡山県
  • 店舗数3店舗
  • 抱えていた課題紙薬歴に限界を感じている、ハイリスク加算を算定したい

メディクス導入で薬歴の質が向上
患者さんや地域に認められる薬剤師を育成

肥後薬局 日赤前店様

電子薬歴 メディクス

岡山県内に3店舗を構える肥後薬局は平成8年創業、岡山市と玉野市に店舗を構えています。薬剤師が10人ほどで、事務を入れると総勢23人です。
同社は訪問調剤についても力を入れており、2018年4月にメディクスを導入。
導入を決めた経緯と、導入後の効果について日赤前店の肥後昇平先生にお話を伺いました。

導入の経緯・目的

1つめの目的は薬歴業務の効率化です。
私たちの薬局では紙での運用に慣れた薬剤師も多く、今までシステムを導入していませんでした。
しかし、手書きだと当然記載に時間が掛かります。服薬指導時にヒアリングした内容を全て書ききるのに、多くの時間を費やさなければなりませんでした。

2つめの目的はハイリスク薬の指導強化です。
ハイリスク薬の指導は薬剤師の経験の差もあり、悩ましい点でした。どのように記載すれば良いのか。指導に漏れはないのかどうか。前回の指導内容を踏まえた内容になっているかなど、考えなければならない事が多い箇所ですから。
従ってハイリスクに対する指導機能を備えた電子薬歴があれば良いなと思っていました。
ただ、先ほども申し上げた通り、当グループにはシステムが苦手な薬剤師もいました。
機能が良くても、誰でも簡単に使えるものでないと導入は難しい状況でした。

電子薬歴 メディクス

そういった時にメディクスを見つけました。
まず、1画面で必要な情報が全て把握出来るのが良いと感じました。画面遷移が少ないというのは、入力で迷うことが少なくなるということですから、システムが苦手な薬剤師でも馴染みやすいのではないかと考えました。
メディクスはPCでもタブレットでも閲覧、記載が出来ますが、その両方で画面が一緒なのも嬉しいですね。


導入の決め手になったのは「指導支援」機能です。
処方された薬に対しての指導をタップ入力・クリック入力で記載することが出来ます。
自分が説明した項目を選択すると、自然な文章を手早く作成できるため助かっています。

また、定型文のグループ共有機能も良いと感じました。
例えば日赤前店で作った指導文が鹿田本町にも共有出来る。そうすると新人さんが入った時も「こういう文章を参考にして」と言いやすいのです。
薬歴の質を均一化したいと考えた時に有効な機能ではないかと思います。

導入コスト、維持コストも他社より良心的でしたので、そこも決め手になりました。
サポート体制も導入時のレクチャーも手厚かったです。担当者の方が岡山におられるのも心強かったですね。

導入後の効果

紙薬歴に記載していた時より薬歴の質が向上したと思います。
例えばハイリスク薬が処方されている患者さんに投薬する場合、メディクスの独自機能である「ハイリスク指導支援ガイダンス」機能の項目を確認してから投薬に臨むことで、より的確な服薬指導を実施することができて、その情報が薬歴にもしっかり反映される。
指導内容も記載内容も充実させることが出来て、非常に使いやすいと思っています。

薬歴業務も短縮出来ました。
1店舗内での使用台数無制限ということをいかして、鹿田本町店では8台の端末で運用しています。
記載以外のことで言えば、薬歴システムの細かい設定なども本部から変更可能なので助かっています。これもクラウド型のメリットですね。玉野店は本店から車で40分ほど掛かるので、行ったり来たりすると大変です。その分、薬剤師本来の仕事に充てられると考えると、業務効率化以上の価値があるのではないかと考えています。

最後に薬局のこれから、どういうものを目指していますか

電子薬歴 メディクス

本当の意味で地域に必要とされる薬局を目指していきます。
薬剤師個人としても今後、若い世代も含めて患者さんや地域に認められる薬剤師でなければなりません。
私自身もそこを目指していく上で、作業の効率化や、それによって創出した時間を患者さんの為にどう使うか、というスタンスにしないといけないと思います。

地域や患者さんから薬局に対して評価が上がると、従業員も「自分たちは頼りにされている」というモチベーションが上がる。それでまた良い仕事をして、また評価されてという好循環になれば良いなと考えています。


料金体系

メディクスの料金プランは「何台置いても月額利用料一律」が特長です。
ご導入時は初期手数料と、あとは月額利用料のみでご利用いただけます。
詳しくはお問い合わせフォームからお気軽にお問い合わせ・ご相談ください。
※薬局外に持ち出してメディクスを利用する場合は別途設定および利用料金が必要です。

料金プランの詳細はこちらから

よくある質問

導入に必要な期間はどのぐらいですか?
通常は2週間ほどでご導入が可能です。導入時期によってはお時間を頂くこともございます。
メディクスは高スペックのパソコンでなければ使えないのでしょうか?
いいえ。ノートパソコンやiPad・Surfaceなどのタブレット端末でも薬歴の記入ができます。
メディクスはレセコン一体型の薬歴ですか?
メディクスはクラウド型電子薬歴です。レセコン一体型ではなく、お使いのレセコンと連動させることで機能します。
地方の薬局ですが、出張デモは可能ですか?
可能です。またオンラインでのご説明も行っております。
無料のお試しが可能な出張デモ、お見積、ご質問など、お気軽にご相談ください。
いま使っているレセコンデータと連携できますか?
NSIPS®に対応しているレセコンであれば連携可能です。
お使いのレセコンがNSIPS®に対応しているかは、現在お使いのレセコンメーカーに確認をお願いします。
他社システムで作成・保存してある過去の処方薬情報は移行できますか?
NSIPS®に対応しているレセコンであれば過去の処方薬情報を移行できます。
他社システムで作成・保存してある電子薬歴は移行できますか?
「電子薬歴データ交換仕様に関する連絡協議会(exPD:association for exchange of Pharmacy electronic medical record Data)」に加盟している電子薬歴のデータは、データ移行が可能となります。
その他のご質問

セミナー情報

開催日時:2023年9月29日(金)20:00~21:00

薬剤師のための 腰痛対策セミナー

「薬剤師の為の腰痛対策セミナー」を、2023年9月29日 20:00より開催します。 薬剤師さんは、忙しい調剤業務の中、調剤中に長い時間中腰になったり、薬歴の記入で椅子に座り続ける事も多く、同じ姿勢を続けることから、腰痛が悩みの種となっている方も多くいらっしゃるのではないでしょうか? 本セミナーでは、そんな薬剤師さんが腰痛に悩まされること無く健康的に業務を続けていただけるように企画されました。 腰痛に対して、「1 現状回復」「2 不安対策」「3 予防」の3つのステップをストレッチ・筋力強化・解説のプログラムからアプローチします。 ライブで実践を行いますので視聴しながら実践も是非お試しください ドーピング0会の吉田哲朗先生と、株式会社アクシスの橘裕樹が講師として参加いたします。 薬剤師としての職業寿命が延長し、患者様へのサービス提供の質も向上をご提案いたします。

開催日時:2023年10月17日(火)19:30~20:30

電子処方箋『どこから始める?』ポイント解説セミナー

電子処方箋の制度が開始され約半年が経過しました。その中で効果や課題が見えてきました。厚生労働省はこの結果を元に電子処方箋の導入をさらに加速させようとしています。更にJAHISよりレセコンと電子薬歴システムを連携させるための仕様を今秋を目処に公開予定です。本セミナーでは改めて電子処方箋を取り巻く最新情報を解説し、実際のシステム上で電子処方箋の受付から調剤結果の送信までの流れを体験頂きます。各調剤薬局で電子処方箋を導入するにあたり本セミナーを受講する事で、電子処方箋への理解やスムーズな導入に向けたセミナーとなっております。

開催日時:2023年10月19日(木)19:00~20:00

Axis主催セミナー 他の薬局の戦略を学ぼう 今日から使える「薬歴の書き方」〜薬歴虎の巻シリーズ〜

今回は、株式会社pharb 吉田先生の薬歴の書き方をご紹介いたします。薬歴を記載する際は、記載漏れをなくし、必要な情報をすべて記載すること、そして第三者が見てもわかりやすく記録することがとても大切です。薬歴は患者様の状況や服薬に関する情報を記録するものですが、薬局ごとに、どのような情報を重視するかや、どのような形式で記録するかなどは地域・特徴等で異なることもあります。だからこそ「他の薬局はどのように薬歴を記載しているのか?」「薬局全体・個人でどんなことに気をつけているのか?」と気になっている方も多いのではないでしょうか?本セミナーでは、そのような背景をふまえた薬歴の書き方とコツをご紹介いたします。「他の薬局のノウハウに触れてみたい」「知識を高め独自のスキルを磨きたい」など薬歴の精度向上に興味がある方は是非ご参加ください。