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セルフメディケーションとは

セルフメディケーションとは、「自分自身の健康に責任を持ち、軽度な身体の不調は自分で手当てすること」と世界保健機関(WHO)で定義されています。 市販薬を使い、軽度な体調不良は自分自身で対処しましょうということを推奨する制度になります。

過度な医療機関への受診を減らすことで、医療費の削減が期待されています。
費削減を期待してセルフメディケーション税制(医療費控除の特例)というものが施行されました。

セルフメディケーション税制

今までの医療控除では、医療費の合計が10万円を超えないと控除を受けられませんでした。
ご家庭によっては申請にはなかなかハードルが高い金額であるといえるかと思います。

一方のセルフメディケーション税制はOTC薬を1万2000円以上し、定期健診や予防接種などを受けていれば申請可能です。(条件は最新のものをご確認ください)
日ごろから健康に気を配っている方のための制度といえるかもしれません。

利用者側の注意点

健康的な生活をしており、あまり医療費を使わない人でもメリットのある制度なので良いことずくめのようですが薬を扱う以上注意しなければならないポイントもあります。
比較的手軽に購入できるものではありますが、薬は薬ですしOTC薬の中には効き目が強いものもあります。
間違った使い方をしてしまっては当然重篤な副作用が発生する危険性があります。

これらの危険性を多くの利用者は理解しているのでしょうか?
残念ながら危険性の考慮よりも利便性のほうを重視している方は多いです。
知識のない人でも簡単に購入できてしまうOTC薬だからこそ、政府は薬剤師さんのサポートを期待しています。

制度の中で薬剤師・薬局が期待されていること

この制度を施行するにあたり、厚生労働省などは利用者に対し「かかりつけ薬局」ないしは「かかりつけ薬剤師」を持つようにと推奨しています。
やはり適切な薬選びというのは難しく、専門家である薬剤師のサポートが不可欠であるということが分かります。

薬剤師が求められていることの具体的な内容としては以下のようなものがあります。
厚生労働省が発表した「セルフケア及びセルフメディケーションにおける薬剤師の役割」の要約です。

この中で薬剤師に対しては
「十分な薬歴を得るため患者、場合によってはその主治医と対話すること」と書かれています。 医師からの診察を受けない分、誤った薬を患者が選ばないように丁寧なヒアリングをして欲しいということが伺えます。

また、
「薬剤師は、患者のニーズを満たすために必要な追加情報をわかりやすく説明すること」ともあります。 患者の自己判断に任せるのではなく、丁寧なヒアリングと説明によってサポートすることが求められています。

参考:厚生労働省ホームページ
https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/2r9852000002z6x5.pdf


ドラックストアなどでは一時的なサポートは出来ても、継続したサポートはしにくい状況があるかもしれません。
一方、調剤薬局であれば薬歴があり、医薬品含めて薬歴を確認することが出来るのでセルフメディケーションにおいても重要な役割になるといえるかと思います。

しかし薬局利用等に関するアンケート調査によると、利用者が薬局に持っているイメージで最も多いものが「医師から処方された薬を受け取るところ」というものが9割近くあり、あくまで処方箋を元にした薬の購入というイメージが強いことが分かります。 残念なことにこのときの調査では、OTCを購入するというイメージを持っている方は全体の2割程度にとどまっています。

参考:厚生労働省ホームページ
https://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-11120000-Iyakushokuhinkyoku/H29tyousahoukokusyo.pdf

セルフメディケーションにおいて中心的な役割を果たす上で薬局に出来ること

まず、一般ではあまり認知されていないであろう一般薬の購入も薬局で出来るということをアピールするのが良いかと思います。 言われて初めて「そうか、ここでも買えるのか」と知る患者様は多いと思います。

また、OTCなどの説明に関しても積極的に行い疑問点や心配な事がないかヒアリングする場合は、患者様のほうから相談してくださるようになるかもしれません。 このような説明の際、電子薬歴メディクスならOTCの最新の添付文書を表示することが出来ます。

iPadでメディクスをお使いいただければ、紙の添付文書は読みずらくてあまり読まないという患者様でも拡大してお見せしながらご説明いただけます。
口頭だけの説明では分かりにくけれど、紙の添付文書は字が小さくて読むのが困難という患者様にも分かりやすく説明することが出来ます。

それだけでなく、通常の処方箋の併用チェックの際もOTC薬に関しても併用して問題ないかチェックを掛けられます。 今この薬を貰った場合、こういった薬は飲まないほうがいいのかという疑問にすぐに答えることが出来ますし、必要であれば一緒に飲めるOTC薬をご提供することも可能です。

電子薬歴メディクスをご利用いただければ、分かりやすい説明に必要な情報をすぐに引き出すことが出来ます。
一般薬などに関してもサポートを充実させることにより、薬局をより患者様の身近な存在にすると共により安全な薬の使用環境を患者様にご提供することが出来ます。

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