調剤過誤の対応と対策

薬剤師の仕事は患者様の健康に直結するため、調剤過誤を避ける必要があります。
ここでは「調剤過誤」防止のための対策や、発生してしまった場合の対応などを紹介いたします。

調剤過誤に関する用語

調剤事故

医療事故の一類型。調剤に関するすべての事故関連して、患者に健康被害が発生したもの。薬剤師の過失の有無を問いません。

調剤過誤

調剤事故の中で、薬剤師の過失により起こったもの。調剤の間違いだけでなく、薬剤師の説明不足や指導内容の間違い等により健康被害が発生した場合も、「薬剤師に過失がある」と考えられ、「調剤過誤」となります。
※調剤過誤は、薬剤師のヒューマンエラー以外にも、使用機器の不具合等が原因の場合もあります。

ヒヤリ・ハット事例(インシデント事例)

患者に健康被害が発生することはなかったものの、〝ヒヤリ〟としたり、〝ハッ〟とした出来事。患者への薬剤交付前か交付後か、患者が服用に至る前か後かは問いません。


調剤過誤 発生時の対応

患者様の健康被害を最小限に抑える為には、初期対応が重要です。

確認事項

1.実際に過誤があったかどうか
2.服用に至っているか
3.健康被害が出ているか

初期対応後は、「事実関係を調査」「患者や家族へお詫び」「医療機関へ報告」などを行います。
発生時の対応については以下に詳しくまとめられています。

日本薬剤師会(薬局・薬剤師のための調剤事故発生時の対応マニュアル)
http://www.nichiyaku.or.jp/pharmacy-info/accident/manual.html

薬剤師の責任

調剤事故が発生すると、関係者は民事上・刑事上・行政上の責任に問われます。
その際、薬剤師としての経験年数は関係ありません。
万が一の自己防衛として「薬剤師賠償責任保険」など保険制度を利用する方法もあります。

調剤過誤対策

チェック体制の強化

薬剤師のダブルチェック後、患者様と一緒に再度確認するとより確実になります。

誤認しやすい名称を知っておく

類似医薬品、複数規格の存在を認識し、警告ラベルを薬品棚に掲示する等の対策が医薬品の取り間違えを防ぐためには重要です。

健康被害事例の多い医薬品は区別する

取り間違えや秤量の間違え等により重大な健康被害を与える可能性のある医薬品については、薬品棚に識別しやすいような色・印・線等を付ける等して他の医薬品と明確に区別しておくことが重要となります。

薬袋・薬剤情報提供用紙等の確認

調剤ミスの事例として、薬袋・薬剤情報提供用紙等への誤記入や薬剤の入れ間違いがあります。

インシデントレポート(ヒヤリ・ハット事例報告書)を書く

1件の重大な事故の裏には軽度な事故が約30件潜んでおり、さらに大事には至らなかったヒヤリ・ハット事例は300件にも及ぶと言われています。(ハイン・リッヒの法則)
ヒヤリとしたりハッとした事例(インシデント事例)を収集することは、同様の間違いを繰り返さないために非常に有効です。
薬局内でインシデントレポートを収集し、対策を検討・実践していく事が、重大な事故の防止につながります。

調剤過誤防止には、電子薬歴メディクスの機能がおすすめ

電子薬歴メディクスには、処方監査機能や重要な患者情報を見逃さないためのポップアップ表示機能が備わっているため、調剤過誤防止に役立ちます。
また、診療報酬改定にも対応しているため、「留意点」項目の追加等により記入忘れの防止も可能です。

電子薬歴メディクスの特長・メリットはこちら



料金体系

メディクスの料金プランは「何台置いても月額利用料一律」が特長です。
ご導入時は初期手数料と、あとは月額利用料のみでご利用いただけます。
詳しくはお問い合わせフォームからお気軽にお問い合わせ・ご相談ください。
※薬局外に持ち出してメディクスを利用する場合は別途設定および利用料金が必要です。

料金プランの詳細はこちらから

よくある質問

導入に必要な期間はどのぐらいですか?
通常は2週間ほどでご導入が可能です。導入時期によってはお時間を頂くこともございます。
メディクスは高スペックのパソコンでなければ使えないのでしょうか?
いいえ。ノートパソコンやiPad・Surface・Chromebookなどのタブレット端末でも薬歴の記入ができます。
メディクスはレセコン一体型の薬歴ですか?
メディクスはクラウド型電子薬歴です。レセコン一体型ではなく、お使いのレセコンと連動させることで機能します。
地方の薬局ですが、出張デモは可能ですか?
可能です。またオンラインでのご説明も行っております。
無料のお試しが可能な出張デモ、お見積、ご質問など、お気軽にご相談ください。
いま使っているレセコンデータと連携できますか?
NSIPS®に対応しているレセコンであれば連携可能です。
お使いのレセコンがNSIPS®に対応しているかは、現在お使いのレセコンメーカーに確認をお願いします。
他社システムで作成・保存してある過去の処方薬情報は移行できますか?
NSIPS®に対応しているレセコンであれば過去の処方薬情報を移行できます。
他社システムで作成・保存してある電子薬歴は移行できますか?
「電子薬歴データ交換仕様に関する連絡協議会(exPD:association for exchange of Pharmacy electronic medical record Data)」に加盟している電子薬歴のデータは、データ移行が可能となります。
その他のご質問

セミナー情報

開催日時:2023年3月9日(木)19:30~20:30

【開始から1ヶ月】厚生労働省 電子処方箋推進担当者ご登壇 どうする?どうなる? 電子処方箋・オンライン資格確認セミナー

電子処方箋が2023年1月26日に運用開始となりました。処方箋が電子化されることで、医療機関と薬局患者との間での情報共有やコミュニケーションが促進され、社会全体により良い医療の提供が行えるようになります。また、システム化によって、医療機関薬局の間で処方意図や調剤結果についても管理サービス経由で共有することができ、医師と薬剤師のスムーズな連携が期待されています。今回のセミナーは、「導入するにはどうしたら良いのか?」「何が必要なのか?」あるいは「そもそも電子処方箋についてよくわからない」という方へ、そのような悩みの解決をお助けする機会になっております。当日は、ゲストスピーカーとして厚生労働省の伊藤建様と薬局向けの情報誌「ファーマスタイル」編集長の川瀬貴之様をお招きして、薬局が対応すべきことを具体的に解説していただきます。

開催日時:2023年2月21日(火)19:30~20:30

【株式会社メドレー様 × 株式会社Axis共催セミナー】電子処方箋「仕組みを持ったら一安心?」改めて学ぶ 電子処方箋とともに生まれ変わる薬局 未来の薬局の生存戦略とは?

2023年1月26日に電子処方箋の運用が開始となりました。今回のセミナーでは、改めて、電子処方箋の施行の背景・目的と薬局が用意すべきことを解説していきます。また、本プログラムでは、電子処方箋だけでなく薬局の恒久的なDX化について、薬局様向けのソフトウェアメーカー2社による対談を実施いたします。電子処方箋の導入が浸透した未来では、患者と薬局のつながり方が変わって行くと考えられます。「電子処方箋の準備」にとどまるだけでなく、一歩進んで、電子処方箋の普及前に薬局が備えておくべき準備や仕組みについて解説します。新しい時代に向け、新たな可能性を探求し、薬局の未来を切り開いていきましょう。是非ご聴講ください。

開催日時:2023年2月14日(火)19:30~21:00

【新薬情報、見つけにくい?わかりづらい?】PMDAを使いこなして新薬情報を手に入れろ~新薬の情報収集について考える~

株式会社アクシスと一般社団法人ファルマ・プラスは、2023年2月14日(火)19:30~より、調剤薬局・薬剤師向けセミナーとして、慶応義塾大学病院 薬剤部 医薬品情報・管理・治験担当である木村先生にご登壇いただき、新薬の情報収集に関する無償認定セミナーを共催いたします。新薬を取り扱う際には情報収集をすることが基本ですが、PMDAから入手できる情報だけでも、多くの情報が入手できます。現在、慶応義塾大学病院では多くの薬局の先生方の研修を受け入れられていますが、インタビューフォーム、審査報告書、RMPを見る機会はそこまでないという話を聞いています。これらを見るだけでも得られる情報が多いので、より効率的で実践的な新薬情報の探し方を、この機会にぜひ学んでみてください。

お役立ち情報、冊子無料ダウンロード

IT導入補助金2022のIT導入支援事業者に登録されました!

IT導入補助金2022のIT導入支援事業者に登録されました!
IT導入補助金は、中小企業・小規模事業者等のみなさまが自社の課題やニーズに合ったITツールを導入する経費の一部を補助することで、みなさまの業務効率化・売上アップをサポートする補助金です。 くわしくはIT導入補助金のページよりご確認下さい。
https://medixs.jp/ithojo2022/